【飼育開始前に揃えるべき!】おすすめカメレオン飼育ケージと必要小物

カメレオン飼育
@madrahovic

カメレオンの飼育を始めてみたいけど、「何を買えば良いのかわからない」「本当に必要な物のおすすめを知りたい」とお悩みですか?

実はカメレオン飼育はケージ以外にも必要な物が多く、初期費用が結構かかってしまいます。

現在カメレオンを3匹飼育している私がカメレオンの飼育に本当に必要な物、買って良かった物をご紹介します。

これからカメレオンの飼育を始める方はぜひ参考にしてみてください。

飼育用品どこで買う?

初めてカメレオンや爬虫類を飼育する方は通販を利用するのがおすすめです。

Amazon楽天でも飼育に必要な基本的なアイテムのほとんどは手に入れることができます。

この記事ではほぼAmazonか楽天で購入できる物を紹介しますので初心者の方もご安心ください!

カメレオンの飼育環境の準備にはざっくり
約30,000〜50,000円
程の予算を見積もっておきましょう。

パンサーカメレオン飼育ケージレイアウト
我が家で飼育しているパンサーカメレオンのケージレイアウト例です。
ちなみにこちらのケージはアルミラックを改造した自作ケージです。

飼育ケージ

カメレオンは樹上棲の生き物なので立体的な行動を好みます。
背が高く通気性の良いメッシュ製の専用ケージが必須です。

サイズとしては
横45cm×奥行き45cm×高さ90cm
がスタンダード。

専用のケージ以外でも、上記サイズを満たしていれば、鳥かごやハムスターケージでも代用可能です。

カメレオンの天敵は鳥の為、上から見下ろされることを嫌います。
ケージをなるべく高いところに設置することでストレスを軽減することができます。
床置きせず、棚や机などの上に設置するのがオススメです。

カメレオン 飼育ケージ
我が家ではテーブルの上にケージを置いています
手前と奥の背景が白いケージはアルミラックに網戸用のメッシュを巻いて自作しました。

カメレオン飼育用のメッシュケージは取り扱っているショップが少なく入手に少し苦労します。
すぐに手に入らない場合もあるので、生体を迎える前に必ず入手しておきましょう

以下の二つがカメレオン飼育で最もポピュラーなケージです。

上記のメッシュケージはどちらも同じサイズで、45cm×45cm×90cmです。
両方とも頻繁に在庫切れになってしまうので、見つけた時は即購入がオススメ。

※ZOOMEDのReptiBreeze®︎はMediumサイズのケージとその他小物がセットになった『カメレオンキット』というセット商品が販売されていますが、カメレオンの種類によってはMediumサイズのケージは小さいのであまりおすすめしません。

またこちらのF and Kさんでは爬虫類ケージをオーダーメイドで製作販売されているそうです。
ご自宅のスペースに限りがある方や、オリジナルのケージで他と差をつけたいと思っている方には良いのではないでしょうか?
オーナーさん自身もカメレオン飼育者なので、最適なケージを制作してもらえると思います!

ライト

カメレオン飼育には2種類のライトが必要です。

紫外線ライト

カメレオンは昼行性の生き物なので紫外線(UVB)ライトは必ず使用してください。

UVBとは紫外線の一種で、体内でカルシウムを代謝する為に必要なビタミンD3を生成する効果があります。カメレオン飼育に紫外線は必須です。

私が使用しているのは↓


レプティサン5.0 UVB T5 HO ハイアウトプットリニアランプ 蛍光灯
レプティサンT5 HO テラリウムフード  専用蛍光灯カバー
上記のリンク先はワイルドモンスターの通販ページです。
こちらの方が在庫が安定しています。

・レプティサンは色々な種類がありますが、商品名の“T5 HO”とは強力タイプです。
・紫外線量別にT5とT10がありますが、カメレオン用にはT5が最適です。
・15W〜54Wまで展開がありますが、これらは蛍光灯の長さの違いです。
ケージに合わせたサイズ(W数)のものを選んでください。
蛍光灯カバーは”レプティサン T5 HO”専用の物でないと使えません!
商品詳細欄に適合蛍光灯の長さの記載があるのでよくご確認の上ご購入ください。

バスキングライト

バスキング=日光浴
放射熱を発生させるライトによってライト直下をスポット的に温めて、生体の体温を上げ消化を促進します。

私が使用しているのは↓

電球の種類は25〜150Wまで出力別に種類が色々あります。
カメレオンケージはメッシュ製で保温性がほぼ無いので高めの出力を選びましょう
しかし一番強力な150Wはメッシュの壁を登ってライトの近付けてしまうカメレオンにとっては危険なので、カメレオン用には100Wがオススメです。

設置方法はメッシュケージに直置きでOK!

バスキングライト直下にカメレオンがアクセスしやすいようにレイアウトを工夫してバスキングスポットを作ってあげてください。

バスキングスポットがライトに近すぎると背中を火傷する危険があるので、レイアウトの際はライトを点灯させて手がじんわりと暖かくなる程度距離を調整しましょう。

ライト直下の適温は30〜32℃

心配な方はサーモスタッドを導入すると温度管理が格段に楽になるのでオススメです!
私も使用しています。

カメレオンケージ ライト
奥の白い蛍光灯がUVBライト
手前の黄色い電球がバスキングライトです

蔓・枝・観葉植物

カメレオンは樹上での立体活動がメインの生き物です。
蔓や枝を配置して樹上環境を再現し、カメレオンの足場を設置しましょう。

蔓(ツル・ヴァイン)

こちらのジャングルヴァインのサイズは太さの違いで長さは同じです。
1ケージに対して2~3本使います。
太さ違いを組み合わせたり、2本をねじって巻いて使用するとリアルな密林っぽさが出ますよ!

枝(流木)

ヴァインが入っていればカメレオンの足場は十分なので必須ではないですが、流木が入っているとケージの見栄えはグッと良くなります。

販売されている流木はインテリア用で高額なうえ、ケージに最適なサイズや形状を見つけるのは大変です。

私の場合はダム湖に流木採取に行きました。
その時の様子は別記事にまとめてあるのでこちらの流木採取に関する記事を参考にしてください。

観葉植物/フェイクリーフ

陰に身を隠したりライトの熱から逃れるために葉っぱもレイアウトしましょう。

霧吹きで水をかけると濡れた葉を舐めて水分補給し、湿気を保持する役割もあります。

カメレオン飼育で最もポピュラーな観葉植物はポトスです。
私は鉢ごと入れています。
エボシカメレオンはポトスの葉っぱを食べることもあり、非常食にもなっています。

ホームセンター等で測り売のフェイクグリーンでも大丈夫!
誤食の心配もありません。

私は観葉植物とフェイクグリーンを合わせて使用しています。

カメレオンケージ
我が家のケージレイアウト
ポトスは成長が早いので定期的に葉っぱを間引かないとこの様にジャングルになります。

床材

床に使用する物は正直なんでも良いです。
カメレオンがケージの下に降りてくることは滅多にありません。
土やヤシガラを使う人もいますが、私は利便性優先でペットシーツとキッチンペーパーを敷き詰めています。

キッチンペーパーとペットシーツのメリット・デメリット

糞尿の見逃し防止
交換が楽で常に清潔に保てる
ケージ内の見た目が悪い
少額ながらランニングコストがかかる

土とヤシガラのメリット・デメリット

保湿性が高い
リアルな生息環境に近付き見た目が良い
手入れが大変

給水

水分補給はカメレオンの飼育で最も難しいポイントの一つ。

カメレオンは視力が高く、餌も水も基本的に動いているものにしか反応しません。

ドリッパー

カメレオンの飼育で最も一般的なのはドリッパーを使って水滴を垂らし続ける方法です。

サイズは1Lがオススメ!満杯で3〜4時間くらいもちます。
0.5Lは小さすぎて水入れの頻度が多くなり実用的ではないです。

霧吹き

霧吹きを使えば一気に湿度を上げることができ便利です。

カメレオンケージは大きいので蓄圧式だと手が疲れずに全体を湿らせることができます。

ミストマシン

予算に余裕があれば自動で散水してくれるミストマシンがかなり優秀です。

ミストの間隔や噴霧時間をワンタッチで簡単に調節可能です。

私も使用しています。

カメレオンの水やりに関してはこちらの記事でも解説しています。

温度・湿度計

温度と湿度の管理は爬虫類飼育ではとても重要です。

頻繁にチェックするのでデジタル表示の方がパッと見てすぐに温度と湿度を把握できるのでオススメです。

カメレオンの温度と湿度の管理についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
冬だけでなく一年間を通して温度と湿度の管理は需要になってきます。

まとめ

上記で紹介した用品をまとめると
・飼育ケージ
・紫外線ライト
・バスキングライト
・蔓や観葉植物等のケージ内レイアウト
・床材
・給水装置
・温度湿度計
以上の物を事前に揃えておけば安心してカメレオンをお迎えできます!

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