【千葉マップ付き】流木採取の方法と注意点

カメレオン飼育

今回は私が飼育しているカメレオンのケージに入れる流木を採取する為、湖へ行ってきました。
実際の採取場所とケージにレイアウトする前の簡単な流木の処理方法をご紹介します!

流木とその価値

流木は山間部の木が大雨などにより川へ流されて岸に漂着してきた木の枝や幹です。雨で流された枝や幹は、川の水流や水中の岩・砂に揉まれることにより木の皮が綺麗に剥かれて白い芯部分が剥き出しになります。


皮が取れた木はスベスベで肌触りがよく、見た目も白く清潔感があるのでインテリアにも人気です。
生物飼育においても、自然を再現したケージレイアウトには欠かせないアイテムであり人気が高いです。

綺麗な流木は需要が高く、人工的に量産できるものでもないので、たかが木の枝とは言えども高額で取引されます。
自身で採取に行けば高いお金を払う必要もなく、自分の好みのサイズの流木を入手することができるのでオススメです。

採取場所

今回私が流木採取へ行ってきたのは千葉県房総半島にある亀山湖です。
ダム湖なので湖面へのアクセスができるところは限られますが、上流部に駐車場やトイレ完備の公園(以下マップ)があり、ここだと簡単に水辺へアクセスできます。
場所は以下のマップの公園です。

亀山ダム上流
昨年末ごろから川辺の工事をしており、流木やごみが大量にまとめられています。

採取に行った日は暑かったので地元の家族連れが川に入って遊んでいました。
またバスフィッシングの人気ポイントで、釣り人も多いので譲り合って楽しみましょう!
マムシやヒル注意の看板もあったので小さい子供と出かける際は気をつけてくださいね。

この日は減水していて水位が低くなっていたので流木の採集もしやすく、川岸へのアクセスも容易でした。
雨や台風の後は増水で水深が深くなっていたり流れが早くなっている可能性があるので十分に気をつけて採取へお出かけください。

亀山ダム上流
ダムの満水時ははここも水に沈んでいます

流木の採取

私が採取へ行ったのは8月中頃でしたが梅雨時期の雨や工事の影響で多くの流木が河岸に集まっていて、選び放題でした!

亀山ダム 流木採取
流木採取 亀山湖
画像真ん中のネジれている蔓状の流木が欲しかったのですが、複雑に絡まっていて泣く泣く断念、、、サバイバルナイフやノコギリのような刃物を持っていけば良かったと後悔

この中からケージやペットのサイズに合わせて、なるべく皮が剥がれて白くなっている流木を選びます。

山積みの流木の間から蛇や害虫が飛び出してくる可能性もあるので、無闇に手を突っ込まない様、よく確認してからお気に入りを引っ張り出しましょう。
また綺麗に流木化していても表面や割れ目の奥にヒルなどの害虫が付いていないかよく確認するようにしましょう。

流木の泥や汚れがひどい場合は川の水で洗い流します。
ゴム手袋と亀の子たわしがあるとその場で軽く洗う事ができ、持ち帰る際に車を汚さなくて済みますよ!

流木採取
こちらが私の今回の収穫です。飼育しているカメレオンがまだ小さいので細めで長いものを中心に6本

持ち帰った後の簡易的な処理方法

持ち帰った流木をそのまま使うのはお勧めしません。
木の中に万が一寄生虫や害虫の卵などがあると大変なことになります。
またアクアリウムに使用する場合はアクが出て水質悪化の原因となってしまいます。

アク抜きの処理方法として流木専門店が行っているのは、高圧洗浄機で表面の泥や残っている皮を綺麗に洗い流し、大きな専用の窯で煮沸消毒とアク抜きを行います。


自宅で木を丸ごと煮沸することは不可能なので、私の場合はお風呂場でたわしを使って泥や汚れを洗い流し、鍋で熱湯を沸かしてぶっかける×2しました!

2回沸かして、念入りに木の割れ目などから熱湯を注ぎ込みました

その後天日で丸一日ほど干して完成!
私の場合はカメレオンのケージ用なので徹底的なアク抜きには拘らず、虫や汚れを除去できれば良かったので今の所これで問題なく使用できています。

画面中央のカメレオンが乗っている枝が今回拾ってきた流木です
表面の皮や汚れを丁寧に落とすとこのくらい綺麗にまっさらですべすべになります。

まとめ

今回は流木の採取と場所、簡単な処理方法のご紹介でした!
流木はニッチな代物ですが、一定の需要と処理の手間がかかるので市販品は高額になりがちです。
何かと爬虫類飼育は設備にお金がかかるので、是非自分で採取して節約してみてはいかがでしょうか?

くれぐれも水難事故等に十分気をつけて無理のない範囲で採取にお出かけください。

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